おとろえに負けない強い素肌をつくる
女性に限った事とは思えません。誰しも鏡に見入り、ため息をつくことが・・・
鏡の中に見ているものは・・・
そう、自分の顔ですよね・・ いいえ、髪の毛かも・・ですね
何にがっかりしているのか・・・ため息の原因は、解決できるのかなあ・・
そんな、ため息をしない私になるために、チャレンジしてみました。
目次
1.強い素肌をつくるために肌の仕組みを知る
2.知っておきたい肌の素顔:年代による肌の変化
3.お肌の曲がり角を過ぎたら:真剣に考えたい自分の肌健康
4.おとろえに負けない強い素肌をつくる:肌は一生、生きている
1.強い素肌をつくるために肌の仕組みを知る
化粧品の広告を見ていると、その広告のターゲットは20代~40代ですよね。
若くて、きれいな女性であれば、化粧に関心度が高いとされてのことだと思います。
でも、本当の広告のターゲットは、50代~80代だと思いませんか?
60代の後半になって、心から健康で、つやつやした素肌でいたいと考え、現在、その素肌づくりのレシピに取り組んでいます。
どんな取り組みなのかの話題の前に、肌の仕組みについて少し知っておくことにします。
私は、医療専門分野の者ではありません。
専門的に話題を深めることはできませんが、高等看護学校中退や健康情報誌の記者、保健所の嘱託勤務の経験を持つものとして、少しは専門的な話題も入れてみます。
先ず、肌の仕組みからです。
皮膚は3つの層からできています。
・一番上にあるのは「表皮」と言われる部分です。表皮はさらに①角質層 ②透明層(手のひら、足の裏のみ) ③顆粒層 ④有棘層 ⑤基底層に分かれています。
・皮膚の元がつくられるのは、基底層で、ここにある細胞が分裂して、成熟しながら、約2週間かけて角質層に到達します。さらに2週間角質層に止まり、やがて古くなって剥げ落ちます。
この約1か月のサイクルを表皮のターンオーバーと呼びます。
ターンオーバーのサイクルは、若いうちは規則正しく働いて、常に古い角質細胞が剥がれますが、加齢とともに働きが不規則になり健康で機能の高い角質層がつくれなくなります。
表皮の下にある真皮は、膠原線維(コラーゲン)や弾力線維(エラスチン)、その間を水分やたんぱく質が埋めており、張りやツヤを保っています。
表皮と真皮を貫いているのが毛とエクリン汗腺です。真皮内の毛に沿って脂腺と体の部位によってはアポクリン汗腺が開いています。脂腺から皮質が分泌されて、皮膚の表面でエクリン汗腺から出る汗(水分)が混ざって皮脂膜となり、皮膚の表面を覆っています。
さらに真皮の下ある皮下組織が、肌に張りをもたらしています。
2.知っておきたい肌の素顔:年代による肌の変化
肌の仕組みは、お分かりいただけましたか?
美しく、健康な素肌をつくるためには、これらの組織がバランスよく、正常に働くことが必要です。
肌の外側では・・・角質層の表面を覆っているのが、皮脂膜です。この皮脂膜によって 肌の水分を失わないように守られています。
肌の内側では・・・角質細胞の間にあるセラミドによって、水分を保ち、細胞同士をつなぎ合わせて、角質層の細胞がきれいに整列しています。このことによってきめ細かな肌になっています。
さらに、角質細胞の中にあるNMF(ナチュラル・モイスチャライジング・ファクター)で水分を保つと共に角質細胞の柔軟性も保っています。
結果、強い素肌つくりのカギは、角質層にあり!!ですね。
では、年代によって、肌はどのように変化するのでしょうか?
一般的に、30代~40代の肌は、
皮脂が不足ぎみ
水分が不足ぎみ
セラミドが不足ぎみ
といった傾向になっていきます。
3.お肌の曲がり角を過ぎたら:真剣に考えたい自分の肌健康
若い時には、その時々のトラブルに応じた手入れでも、肌のサイクルが活発で、すみやかに回復することができます。
でも、40代を過ぎる頃には、なかなか肌がつやつやと輝いてくれません。
お肌の曲がり角を過ぎてしまったようだと感じたら、化粧品売り場などで、肌のコンピューター診断を受けてみるのもお勧めです。
肌の健康度のチェックポイントは、
●乾燥や紫外線など、外界からの刺激に対して防御機能を持つ角質層の厚みがあること
●適度な水分量と皮脂量を保っていること
●皮膚の表面のでこぼこ(キメ)が、細かく明瞭で、規則正しくそろっていること
●毛細血管の拡張や収縮が正常で、血液の循環が良好なこと
チェックした結果に応じて、適切な化粧水やクリームを選びましょう。
さらに、40代からは、仕事や日常の生活習慣の影響が体を襲ってきます。
こんなとき、強く感じるのが肌のおとろえです。
●肌のおとろえを少しでも遅らせるために大切なこと・・
①生活やメンタル面の充実。
②食事や睡眠をいい加減にしない。
③毛細血管の機能をすみやかにして、血液の循環をよくする。
④肌をこすり過ぎるなど、角質層を弱くする行為をしない(正しいケアをする)。
40代からは、肌の健康度を知り、不足している成分を補ぎないましょう。
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医薬部外品有効成分第一号(2016年7月承認)のニールワンを成分としたリンクルショット メディカル セラムがお勧めです。真皮まで届き、シワを改善します。
4. おとろえに負けない強い素肌をつくる :肌は一生、生きている
私が、シミができ、肌が衰えてしまった、と実感したのは、60代に後半になったころです。
こんなとき、他の女性たちは、どうしているのでしょうか?
「もう、年だからとあきらめた・・」
いいえ、年だからと、自分が美しくあることをあきらめる女性はいません!
だからと言って、お化粧をして、お気に入りのファッションで外出することも少なくなっています。
私は、「肌がきれいね・・」と言われたら、おしゃれをしている時と同じ満足感が得られそうだなあ、と判断して、シミやシワのない肌づくりの努力を始めました。
化粧品を販売している知人に、先ず、洗顔の仕方、化粧水や乳液、美容液 などのつけ方 、パックの仕方などを、まるで初めてかのように、指導を受けました。
1か月、2か月と手入れを続けていくと、肌が変わりました。
このシミは、私の顔に出来ているものです。2019年12月3日撮影です。少しシミは薄くなっています。
上記の画像のように、50代の頃、強い日射しでシミは出始めました。
徐々に濃ゆくなり、ハッキリ見え始めて、10年程が経過しています。
取れないと諦めていましたが、本当のおしゃれは、肌がきれいなことかもしれないと、昨年末に手入れを意識的に始めました。
約3か月が経過した現在は、シミは少し薄くなっています。
そして、シミにばかり気を取られての手入れでしたが、気が付いたら口元のシワが浅くなり、顔全体の肌色が白くなり、潤いのある肌になっていました。
目次の4のタイトルにしましたように
おとろえに負けない強い素肌をつくる:肌は一生、生きている
そうなんですね。高齢になっても肌は生きている! を実感しています。
肌が衰えたと感じたとき
「高齢になったし、肌も衰えるわね・・・」
とあきらめて、手入れを怠ってはいけないのです。
皮膚は、ターンオーバーのサイクルを命ある限り続けています。
ということは、命ある限り、肌は再生を繰り返していることになります。
肌の手入れに、遅すぎるはありません。
不足している肌成分を補い、 適切なケアをして細胞の活発な働きを、維持しましょう。きっと、おとろえに負けない強い素肌で過ごせるはずです。
肌に触れている自分の手に、強い素肌への思いを託して手入れをすれば、肌が潤ってくることを実感している私のように、きっと肌美人になることができますよ。
上記の話題に含めて、昨年、NHKで放映されたドキュメンタリーを紹介します。
NHKドキュメンタリー を興味深く見ました。それは、 POLAが、長年に渡って行った商品開発を追ったドキュメンタリーでした。
化粧品業界では、医薬部外品の開発に凌ぎを削っています。そんな研究開発の現場で、POLA化粧品会社の社員が、シワ改善の美容液を開発して、医薬部外品の承認を勝ち取るまでのドキュメント番組です。 すごいなあ・・と感じました。
現在、下記の番組名でNHKオンデマンドで配信中です。
逆転人生「シワが改善!夢の美容液」
- 2019年10月7日(月) 午後10時00分(50分)
【POLA】リンクルショット
強い素肌づくりに使いたい化粧品です。
参照資料:健康情報誌「ホスピタウン」